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「吾輩はメグ博」じゃ③

 昭和30年代戦後10年日本人の持つ復興への執念が暮らしの中で徐々に変化し出したのである、そのひとつに先生は電気製品を上げられている、先に述べたように所得の水準の上昇を背景に日本2,500万所帯の家庭で一斉に家庭電化のための耐久消費財の設備投資を開始したのである。
 昭和30年代の10年間は戦後の三種の神器とまで言われたテレビ・冷蔵庫・洗濯機等の電気製品を中心に耐久消費財の普及の時代でもあったのである。
 昭和30年代前半には電気製品の普及は極めて低いものであったのが昭和35年には40%の普及率になり昭和40年代には95%までの普及を見たのであるのじゃ、皆知ってるかい我が国のテレビがNHKで昭和28年2月1日日本テレビが同じ年8月28日テレビ視聴普及率のテンポは急テンポであつた、又冷蔵庫に関しても昭和33年に人口5万以上の都市部で普及率僅か5、5%に過ぎなかったのが、昭和35年には10%昭和40年には70%にまで普及したのであった。
 ちなみに我が兵庫メグロ販売㈱は昭和32年に現在の社屋の向かい側でカワサキ&メグロのオートバイの販売・修理をメインに商売を始めさせて戴いたのじゃ、当時兵庫県警のお巡りさんは地元産業の川崎重工業㈱の製造していたカワサキB-7~B-8 125CCの黒バイを兵庫県下のお巡りさん用に兵庫メグロを通じてご購入頂き県民の皆さまにも(そうそう試験場の125CCクラスの試験車もB-7・B-8、今も400CCクラスにゼファ―400が採用されている)
 本題に戻そう30年代を通過40年代に入ると高度経済成長を通じて我々日本人の生活もさらに豊かになって来たのであった。
 昭和40年国民所得は783ドル/年間・47年には2,366ドル・48年には3,249ドルと成長したのであるのじゃ、当然大型耐久消費財、即ち、自動車・カラーテレビ・クーラー(Car・Color tv ・Cooler)3C製品に国民の目が向き、モーターリゼーションが急激にクローズアップされたのである。
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*写真上はクラウン4ドアーピラードハードトップ2600CCスパーサルーン価格は2,136千円
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*写真上はコロナ2000デラックス 1,315千円
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*写真はスプリンターセダン1400CCデラックス 692千円

・・・へへ我が社もその時期大いにもうけさせて戴いたものじゃハハノハ・・・
 オートバイのことはこのホームページのスタッフ紹介平井の欄にリンクを張っていますご覧ください

by hyogomeguro | 2010-07-13 14:59